古い柿の木を剪定してみました

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畑の隅にある古い柿の木。

祖父母が行きていた時はたくさん実を成らし食べていました。

しかし管理する人もいなくなって邪魔になるということで、ブツブツに剪定され、ずっと実が成っていなかったので、畑を再開するのに合わせ、実が成る剪定に切り替えることにしました。

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柿の実が成る仕組み

柿の実(花)は、去年伸びた枝の先端から2~3芽に成ります。そのため、伸びた枝の先端を全て切ってしまうと、花が咲かず、実ができなくなってしまいます。

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剪定方法

時期

剪定時期は葉が全て落ちて、木が休眠するようになってから。春から秋の成長途中に混み合っている枝を切ることもありますが、大きく切る場合は基本的に休眠している時期にしないと、木への負担が大きくなってしまいます。そのため12月に入ってから剪定は行いました。

道具

道具は単純です。良く切れるハサミとノコギリがあれば大丈夫です。あとは高いところを切るために、脚立を用意した方がいい場合もあります。

切り方

バツバツに切られ、そこら中から枝が出て、形が崩れています。品種不明の柿ですが、昔食べた時は美味しい甘柿でした。

まずは不要な枝を取り除き、全体のバランスを見て、花芽を残すように剪定していきます。

不要な枝を取り除くことによって樹形の崩れを防いだり、日当たりや風通しを確保し、花や実付きを良くしたり、病害虫を防ぐことができます。

主に取り除く不要な枝は以下の通りです。

  • 平行枝(他の枝と並行して伸びる枝)
  • 徒長枝(上に勢いよく伸びる枝)
  • 内向枝(木の中心に向かって伸びる枝)
  • 車枝(1か所から複数の枝が出ている)
  • 下垂枝(下に伸びる枝)
  • 交差枝(主枝や他の枝と重なる枝)
  • ひこばえ(株元から伸びる枝)
  • 胴吹き(幹から伸びる枝)

だいぶスッキリしました。少し主となる枝を残し過ぎたかもしれません。それでも結構切りましたが。

もう1本ある木も剪定しました。

こちらは少し切りすぎたでしょうか。

結構な枝の量です。

とりあえず1年様子見て、来年の冬にもう一度整えたいと思います。

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