【簡単に安く作る!】生ゴミ堆肥の作り方

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ベランダの限られたスペースでプランターを使った野菜栽培をする中、堆肥等を毎回毎回買うのも大変だし、生ゴミも無駄に捨てなくて良くなるし一石二鳥だと思い、生ゴミ堆肥づくりを始めてみました。

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そもそも堆肥とは?

そもそも堆肥とは何かですが、有機物(藁や樹木のチップや皮、家畜の糞など)を微生物の力で分解して作られるもので、元となる有機物によって肥料や土壌改良材となります。

かわうそ
かわうそ

堆肥を使うことで、土の化学性(肥料分)、物理性(通気性、保水性、透水性)、生物性(有用な微生物の供給)が良くなり、いわゆる“ふかふかの良い土”になってきます。

微生物が分解と言っても有機物の全て分解するのではなく、分解されずに残った腐植と呼ばれる部分が上記のような効果を生み出します。逆に分解途中の“未熟な”堆肥を使うと、発酵途中に熱を発したり、植物に有害な物質を出したりして、良くありません。

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必要な材料

  • バケツ
  • 培養土
  • 洗濯ネット
  • 分解促進剤
  • スコップ

バケツは堆肥づくりのための箱です。生ゴミだけではなかなか分解が進まないので、基材として培養土と分解促進剤。蓋をしないと虫が入るし、逆に分解には空気も必要なので、洗濯ネットの中でバケツに入れた生ゴミ堆肥を保管します。スコップは混ぜ混ぜする用です。

分解促進剤以外は近くの100均で揃えました。発酵促進剤はYouTubeの堆肥づくり動画でもよくでてくる、「カルスNC-R」というものを使いたかったんですが、今回は近くのホームセンターになかったので断念。

100均のおかげで、これだけ揃えても1000円いきません。

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作り方

作り方は簡単。上記の培養土と分解促進剤をバケツに入れ、その中に生ゴミを放り込んでいくだけ。生ゴミが表に見えてると良くないので、よく混ぜます。また良い発酵をさせるために空気も入れた方がいいので、様子を見て定期的に全体的に混ぜます。

流石に最初から魚やら肉やらを入れるのは恐かったので、朝ごはんによく食べているバナナの皮や野菜くずから始めました。その他にお茶を沸かした時のお茶っ葉の残りとか。

水分が多いものは、うまく発酵できず腐ってしまうので気をつけた方がいいです。逆に水分が少なすぎても発酵が進まない。難しいですが、とりあえずベチョっとしないくらいの水分が目安です。

これを繰り返し、バケツいっぱいになるまで行います。途中から肉や魚といった動物性のものも入れました。また、育て終ったオクラの残骸も入れてしまいました。たくさんたまったので、ここからしっかり発酵させます。

良い発酵が進むと熱を持ち、熱くなってきます。そのおかげで、虫の卵が死に虫がわかなくなるので一石二鳥です。ネットでしっかり閉じることで、虫が入らなくなりつつ、空気を入れることができます。

発酵は外の気温にも左右されます。夏場だと早く、冬場だと遅いです。熱がおさまり、生ゴミの形がなくなり、黒く臭いがなくなれぼ良いかと思います。

しばらく経ちましたが、オクラの残骸を入れたのは失敗でした、入れ方が悪かった(もっと細かく刻むべきだった)のかもしれません。繊維質が多いものは発酵に時間がかかるので入れない方が良いです。

オクラの残骸は除去し、追加で発酵させ、堆肥完成!

たくさん生ごみを入れたのにかさが減り、全体的に黒っぽくなっています。においも悪くありません。

使い方

出来上がった堆肥を、育成中のブロッコリーやイチゴに使用してみようかと思います。

ブロッコリーはプランターが2つあるので、片方のみに加えて、効果を比較したいと思います。

右は堆肥あり、左は堆肥なし。堆肥を投入してから2ヶ月くらい経った状態です。

このブロッコリーは同じ培養土で同じ時期に種蒔きし、同じように育ててるので、基本的には同じように育つはずです。

堆肥をあげた方が、株自体の大きさや葉の色艶が良くなり、明らかに育ちが良くなっています。これは思ってたより効果がありそう。

今後も堆肥づくりをし、他の野菜でも試してみたいと思います。

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